You are currently viewing もう迷わない?Canvaのテンプレート選び。テンプレートデザインから見るCanvaのテンプレート選び、素材作りのコツ

もう迷わない?Canvaのテンプレート選び。テンプレートデザインから見るCanvaのテンプレート選び、素材作りのコツ


テンプレート選び迷いますよね?

Canvaは、作りたいものを選んでからテンプレートを選び、必要に応じて写真や文字を変えることで、サッと制作物を作ることができるのですが、どのテンプレートを使ったら良いのか迷うことありませんか?

とにかくたくさんあって、どれも素敵なテンプレートなので、どれを選んだら小一時間考えることしばしば。

話が少しそれますが、10月よりCanva の公式イベント「Canva Caravan」というのを全国各地でおこなっていて、その一部に登壇させてもらってきました。

そのときに、お客様から同じような質問を受けたことがあります。そこで、セミナーの内容にこんな内容を追加して各地で話をしています。

テンプレートデザインからみるCanvaのテンプレート選びのコツ

Canva Caravan セミナーの内容

デザイン制作をしていると、感覚的にこんなテンプレートで写真をこうして…みたいなことをやっているのですが、デザイン周りを生業としていない人たちにとってはなかなか難しいことだったりすると思います。

そこで、Canva アドベントカレンダーの本日は、私からそんなCanvaのテンプレート選びのコツについて、Canva Caravanというイベントの時に話をしてきたことをまとめてみたいと思います。

写真のスペースを活用したテンプレート

Canvaのテンプレートは、写真をよく見せているテンプレートが多くあります。

このテンプレートは、ひと言コピーで完結しているテンプレートです。裏を返すと、このテンプレートにあれこれ文字を入れ込みすぎると、ダサくなってしまうというものでもありますが、文字と写真の関係を見てもらうとわかると思うのですが、写真のなかでほぼ単色で覆われている部分にテキストが載っています。

ひとつは雲の上ではなく空の部分、もうひとつは夕日に染まったほぼオレンジ単色にみえる山の部分、そしてもうひとつは、真ん中に立つ女性の上にある真っ青な空の部分。

実は、広告デザインにおいて偶然というものはなくて、こういうものを作るからこういう写真素材を用意するという順番があります。もちろん、偶発的に撮れた素敵な写真というものもあるのですが、多くは作るものありきで写真素材を決めます。

テンプレートデザインから写真素材を作る

こちらのテンプレートを見てもらうとわかるのですが、特定のオブジェクト(写真で言えば「人」だったり「木々」だったり「ヒトデ」だったり)がどちらかに寄ってますよね?

これも作るものを考えた上で写真素材を用意することが多いパターンです。ただ、先述の通り、ある程度こうした使われ方を意識して写真素材をあらかじめ作ってしまうと言うことはありますが、デザインパターンとしてはよく使われる方法ですね。

さて、ここでCanvaを使って、自分たちのお店の宣伝用のフライヤーやソーシャルメディア用の画像を作るときに、自分たちで用意した写真を入れたいと思いますよね?そして実際に入れてみたらなんだかイマイチ…ってことがありませんか?

そんなときは、気に入ったテンプレートと同じ構図で写真を撮影してみることをオススメします。例えば、こんな例があります。

これは、Canva Caravan in 高松のデモで制作したInstagram用のイメージ画像です。あるテンプレートを元に作ったのですが、その元となるテンプレートは何かわかりますか?

すぐにわかったかもしれませんが、こちらのテンプレートになります。見た目はだいぶ変わりますが、海の写真にポツンとビーチパラソルとビーチチェアというひとかたまりのオブジェクトを、このヒトデの写真のように左に寄せて雰囲気を似せています。こうすると、テキストすら変えることなく、そのまま利用できるのも良かったりしますよね。

こうして並べてみると、テンプレートの雰囲気を活かすために似たような構図の写真を用意するだけで、写真素材一つ変えるだけでも充分オリジナルなイメージ写真ができることがわかったかと思います。

ちなみに、このビーチパラソルの写真ですが、オリジナル写真についても少しだけ触れたいと思います。

Canva Caravan in 高松で、写真撮影の話をしてくれた、高松市にあるコマーシャルフォト サン・スタジオの鍋坂 樹伸さんがセミナーで紹介された写真を、さきほどのテンプレートの写真を入れ替えてつくったのでした。実は、この写真なのですが、非常に使い勝手の良い写真として次にご紹介したいと思います。

写真の構図を見直してみるだけでも使い方が広がります

写真の構図の正しい知識話は、専門家に委ねますが、先ほどの制作物で使用した元のイメージ画像は、次のものになります。

撮影:コマーシャルフォト サン・スタジオ/鍋坂 樹伸

撮影:コマーシャルフォト サン・スタジオ/鍋坂 樹伸

真ん中にポツンとビーチパラソルとビーチチェアがあって、下1/3が砂浜、真ん中1/4ほどが海、残りは空という写真で、この写真はさまざまな活用ができます。

最初にご紹介した、「写真のスペースを活用したテンプレート」で紹介したいくつかのテンプレートにこの写真を当てはまることもできます。というのも、空・海・砂浜としっかり区切りがわかるようになっていて、どの部分にも文字を載せても読めるという非常に良い構図で撮られています。さらに、正方形に切り取った場合、真ん中にあるオブジェクトを右にも左にも寄せることができるくらいの左右の余裕のあるというのもとても使いやすいものです。

写真の切り取り方一つとっても、余白を上手く活用して文字を重ねることができます。写真素材をこのように活用すると、Canvaのテンプレート選びに迷うことも少なくなると思います。

最後にもう一つ、個人的に好きなテンプレートで、自分が飲食店をやっていたら作ってみたいテンプレートを紹介します。

このテンプレートが素敵で、私が各地で撮影した食べ物の写真をこのテンプレートに当てはめてみたのですが、当然このような構図で撮影していなかったので、真ん中の「LOCAL DELI」の部分に食べ物が全て隠れてしまうので使えなかったのですが、例えば飲食店をやっている方で、ソーシャルメディア用にちょっと良い感じのものを作りたいと思ったら、このテンプレートのように商品を並べて上から撮影するだけで、自分たちのお店の商品で作ることができるようになります。

Canvaのテンプレートに悩んだとき、自分たちの商品や素材を使いたいとき、そんなときはテンプレートの構図にあわせた写真素材を用意して作っていくと良いと思います。


コメントを残す

CAPTCHA